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第５話「知らないことを知らない」 FF14には、マクロという便利な機能がありますが、使わない人もいるようです。 ピーチさんもその一人なのですが、そもそも「マクロって何？」という感じで、サイトから既存のマクロ貼り付ける作業も、難しかったようです。 相手が何をどこまで理解しているかを知ることも、自分が何をどう困っているかを相手に知らせることも、結構すれ違うことが多いですね。 ➡第６話「それぞれのスタイル」 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
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『仕方のないことなんだよ』 8KB 制裁 番い 現代 やっと書ける……ネタが溜まって溜まって 長い間書いていませんでしたが、僕は元気です。 単位を落としたせいで落第とかそこらへんがヤバい以外は大丈夫です。 ゆっくりには優しくしてはいけない。 もしどうしても優しくしたいなら、これ以上生きないように、殺してやるのが一番いい。 ある夫婦が新築の家に引っ越してきた。 「ついに、やったんだな、俺……」 「ええ、ありがとう……あなた」 ウン十年の長い長いローンとはいえ、長年夢見ていた新築一戸建ての家を手に入れることがついにできたのだ。 それに、手に入れたのは家だけではない。 「あなたと、私。それに、この子と一緒に暮らすのね、ここで」 「ああ……なんだか、涙が……出て……くるよ」 女のお腹の中には、８ヶ月になる女の子が眠っていた。 予定日まであと２ヶ月。 そのとき、男はパパになるのだ。 守るものができた男は仕事にもより精を出すようになり、最近給料もアップした。 男は今が、そして未来が楽しみで仕方なかった。 これから歩んでゆく、幸せな道が楽しみで仕方なかった。 その最初の一歩となる今日の引越し。 男はドアノブを回した。 「……ゆゆっ！？な、なんでにんげんさんがここにいるんだぜえええええ！？」 ……最悪の一歩目だった。 「ち、ちがうんだぜ！まりさたちはちょっとやすんでただけなんだぜ！だからゆるしてほしいんだぜえええ！！」 「……はぁ……」 なぜか家の中にはゆっくりの家族がいた。 体の上の部分を床にこすりつけ土下座のような格好をし、平謝りするまりさとありす。 男はなんだか意気消沈はしたが特に潰そうともなんとも思わず、ただ「床が汚れるな」と思っていた。 「あ……あの、おにいさん、おねえさん……こんなことをしていてぶしつけなおねがいなんだけど、その……」 「？」 嫁らしきありすがもじもじと何かを言いたがっている。 しばらく思い悩んだあげく、もう一度土下座をして言った。 「おねがいします！ありすたちをかいゆっくりにしてください！」 「えっ……いや、飼いゆっくり、ねえ……」 二人は顔を見合わせ、目と目で相談した。 引っ越したばかりで、ゆっくり２匹を飼う余裕はあるのか。 野良ゆっくりは質が悪いと聞いたがどうなのか。 目線を２匹に戻すと、依然土下座を続けていた。 突然、まりさが話し始めた。 「ありすのおなかには、おちびちゃんがいるんです！」 二人はまた、顔を見合わせた。 「そう、あなたもなの」 「ええ、かぞくがふえるから……もっとひろいおうちがひつようで、それで……」 「この家に目をつけた……ってわけか」 「はい……」 人間の目にはただ太っているだけのように見えるが、ありすの下腹部にはゆっくりの胎児がいるらしい。 男が引っ越した理由も同じだ。 小さい子供を、ワンルームマンションで育てるのは厳しい物がある。 だから無理してでも一戸建てに手を出したのだ。 男はどこかこのゆっくりに、自分と同じものを感じていた。 そしてこの男は、わりと優しいのだ。 二人とも、意見は言わずとも同じだった。 「いいわよ、飼いゆっくりにしてあげる」 「「あ……あ……ありがとうございまずううううう！！」」 「あーあー……泣くな泣くな。汚えな、お前らとりあえず風呂入れ」 二人は野良ゆっくりの生活なんて知る由もないが、実際のところ、野良ゆっくりが飼いゆっくりになったという事実はほぼ奇跡に等しい。 日本全国で一日に死ぬ野良ゆっくりの数はいったい何千匹、はたまた何万匹いるか想像もつかない。 その過酷すぎる世界でのたった一筋の光が、飼いゆっくりだ。 一斉駆除の対象外で、街を歩いていても殺されず、毎日安定した食料が貰える。 野良ゆっくりからしたら憧れ中の憧れ、はっきり言ってしまえば地獄から抜け出せる唯一の手段だった。 それを手に入れた２匹の喜びは計り知れない。 もしかしたら子供ができたことを知った時の二人のそれよりも大きかったかもしれない。 こうしてまりさとありすは、地獄から抜けだした。 幸せになった。 ２匹は、幸せになった。 このことが、幸せを崩す。 運命の歯車は誰にも気付かれずに静かに回り始めた。 それからは、まりさとありすは立派に飼いゆっくりのつとめを果たしていたと考えられるだろう。 そもそも孕んでいるのですっきりもせず、人参の皮や大根の葉っぱなどの人間が捨てるところを餌として食べていたので、余計な食費も掛からせなかった。 男が仕事へ出ている日中は女の話し相手になり、男が帰ってきてからはちょっとした子供のように振舞っていた。 幸せだった。 二人も。 ２匹も。 しかし、とても残酷な世界の原則がある。 林檎が木から落ちるように―― 水が上から下に流れるように―― ゆっくりは、幸せになることは決してできないのだ。 ある夜のことだった。 「このマミさんっていう子かわいいな……来週も活躍するといいな！」 女が深い眠りに入った頃、男は起きて軽く酒を飲みながら深夜アニメを見ていた。 会社の同僚にも上司にも部下にも言えない、嫁である女しか知らない、秘密の趣味だった。 そこに水を差す声が、ひとつ。 「おにーさん……うるさいよぉ、ありすがおきちゃったじゃない……」 「あ、すまんすまん」 「まったく……ありすはもうすぐおかあさんになるのよ、おにいさんそこんとこたのむわよ」 文句を言う２匹に男はテレビの音量を下げ、謝った。 しかし、ここで終わる。 電源を切るかのように、チャンネルを変えるかのように。 ２匹の天国は、終わりを告げる。 まりさは去り際に一言付け加えた。 「まったく……おにいさんはすまわせてもらっているっていうじかくがたりないのぜ！」 男はテレビの電源を、切った。 「……なんだと？」 「なんだと、って……もともとここはまりさたちのおうちだったのぜ、それをわすれるなってことなのぜ」 「そうよ……おちびちゃんがうまれるだかなんだかしらないけれど、にんげんよりゆっくりのおちびちゃんをゆうせんしてもらわないとこまるわ……」 普段は上司に何を言われようが菩薩のように笑って流す男だったが、その顔はどう見ても――鬼だった。 「お前らなぁ……ふざけんな！そんなふうに考えてたのか！！」 「ゆっ……ぎゃ、ぎゃくぎれしてるんじゃないぜええええ！！もうおこったのぜ！やってやるのぜ！」 「そうよ！まりさ、いそうろうのおにいさんにめにものみせてやりなさい！」 長い長いローンを背負うこともなく、毎日の食費を稼ぐこともなく、ただただ口をあけて自分たちの優しさを貪っているだけの饅頭が―― 何年も働き、この先何十年も働く――そんな自分がやっと手に入れた家を、自分のものだと主張する。 蠢き、這いずり、文句だけを言い、何も生まない、無能な存在を――自分の子より、優先しろと主張する。 酒が入っていた男は――いや、酒が入っていたにせよいなかったにせよ同じだったろうが、すぐに動いた。 「死ね！」 「ゆぐふっ！」 「おらっ！ゴミが！ゴミが！ゴミが！死ね！」 何度も何度も男はまりさを踏み潰す。 一度踏んだ時点でまりさはとうに死んでいたのだが、そんなこと男には関係ない。 「い……いやあああああ！！おねえさあああん！！おきてえええええ！！」 「クズが！死ね！死ね！死ね！死ねえええ！！」 いくら叫んだところで、普段から男のアニメ実況で鍛えられていた女はそう簡単には起きない。 朝になるとなぜだか毎日決まった時間に起きるのだが。 だが死ぬ直前にあるありすにそんなことは関係ない。 根拠はなかったが、自分より下の存在だと思っていた男に踏み潰されかけているありすは、どこへ逃げていいのかもわからないままに腹の中の子もろとも潰されて、死んだ。 ずっとよき自分とのパートナーとして居てくれると思っていた２匹に、男は何もかもを裏切られた。 やはり男は知る由もないのだが――。 ゆっくりは幸せになると、自分の過去も、現在も、もちろん未来も、全てが自分の都合よくいったものだ、いくものだと錯覚する。 過去にゆっくりできなかった記憶はうんうんと一緒に出るし、餌が見つかったのは自分が狩りの天才だからだと思うし、おちびちゃんは幸せになると信じて疑わない。 それ全て、今が幸せだから――今ゆっくりできているから――他のことにも繋げて考えてしまうのだ。 知能の低さ故、ゆっくりは時間も時空も超えて全てに応用でき、全てはゆっくりで解決できてしまうとしか考えが至らない。 そして優しい人間から幸せをもらったゆっくりは、自分は幸せだから人間より上だと考えを飛躍させる。 だからゆっくりできてしまったまりさとありすは、過去の地獄を忘れ、現在の天国を自分で手に入れた物だと思い込んでしまったのだ。 こんなゆっくりの思考回路を理解できる人間なんて、いない。 ゆっくりはゆっくりであるが為に、幸せにはなれないのだ。 「うふぁあ……うぐぅ、おはよう。あれ？まりさとありすは？」 「ああ……あの二人は……昨夜遅くに子供を産んで、出て行ったよ。起こそうと思ったけど起きなかったから」 「そう……残念ね」 女は食パンをトースターに入れ、タイマーを捻った。 「あの子たちとの生活は楽しかったわねぇ……」 「……ああ」 男は大きく顔の前に開いた新聞から、目を離さない。 「そうだ、またゆっくりを飼いましょうか！次もまた、野良の子を拾ってきたりなんかして……」 「駄目だ」 女の言葉をはっきりと遮った。 「……え？」 「もうこれから、ゆっくりに優しくもするな。街で見かけても、無視しろ」 「……あなたがそんなに言うならそうするけど……でも、どうして？」 「……お前には、教えたくない」 ゆっくりには優しくしてはいけない。 もしどうしても優しくしたいなら、これ以上生きないように、殺してやるのが一番いい。 終正あき
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スレ立て日 20240210 元スレURL スクリプトなんかには負けないᶘｲ^⇁^ﾅ川 概要 タグ ^イナ川 ^盾スレ ^スクリプト
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プロフィール 学年：2年（59期） 所属：技術部 出身：群馬県 趣味・特技：映画鑑賞 放研に入ろうと思ったきっかけ 直感 これから放研でやってみたいこと 何か一本作品（映像）をつくりたい。 「これなら誰にも負けない！」 そんなものが何一つないところ…。
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症状 自室にエアコンがついてないことを訴える 類症 笑ってはいけないシチュエーションであえてハイセンスアピール病 テレビあんまり見ないと言いつつ、テレビ垂れ流しがふだんの状態病 番組 第277回 部屋にエアコン付いてないことアピール病 なんであの時放送局
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正直僕は彼について何も語りたくはありません。 彼は最後まで自分の作り上げた彼を全うしたにもかかわらず死んだ後になって彼の人生を解体するというのは彼は望んでいることではありませんでした。 ドキュメンタリー番組は勝手に彼の悲しみをでっち上げてうまく編集し視聴者はそれで彼の苦しみをわかってように思いました。 いくらか僕は真実を語ろうとすると僕の事は良いように素材として扱われますある 結局意図しない形でそれらが使われることにはなりました。 それでも視聴者や彼のファンはアレについて知りたいなら僕は語るのではなく書くべきなのかもしれません。 [http //kusumicare.com/ セラムデュー アクアクレンズ]
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